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冬には、雪かき、雪下ろしをするのがあたりまえ
ーー 1月29日 ーー
この冬、大雪なのですが雪かきがあまりつらいと思わないのです。 内陸部の豪雪地帯とは比べ物になりませんが、それでもこの法人がある沿岸部も今冬は雪が多い。法人の建物がある駐車場をしっかり除雪するには、除雪機を使って1時間半はかかります。除雪機を方向転換しtり積雪の状況に応じてハンドルを持ち上げたり、作業が終われば汗ぐっしょり。いい運動です。
当然、自分の家の周りも雪かきをします。こちらはトラクターにバケットをつけてぐいぐいやります。
さらに、屋根の雪下ろしを。これは危険な作業です。気をつけてやります。
体力・運動能力・認知力を維持していたいということもありますが、もともとこういう仕事がきらいではない。きれいに除雪された駐車場を見ると、じわーと満足感が沸き上がります。
夢は大きく、専門的に支援できる事業所に
ーー 1月29日 ーー
このブログを書く大きな目的の一つは、このNPO法人が発達障害がある子どもたちへの支援が専門的にできることをどうにかして世間に認めていただきたい、ということなのです。
専門性の一つはアセスメントについてです。アセスメントは、どのような方法で支援したら子どもとご家族が安心して暮らせるか、子どもがのびのびと自分の力を発揮して生きていけるかを探るためのものです。
そして、実際に支援してどうだったか?子ども本人、親御さんの願いは充足できているかをチェックしながら支援していきたい。もし、なかなか目標に到達できないのであれば、関係者みんなで話し合って、アセスメントも含めて環境調整や支援方法を見直して善処するような、そんなチームでの支援を作っていけないだろうかと夢見ている。
障害児者の相談事業所を経営しながらこれをしていくのはもちろん大変な仕事です。今のところ、ごく少人数のボランティアと共に、発達障害がある子ども、不登校の子どもへの実際的な支援をしているところです。ひきこもりの方への支援もしています。また、相談事業所と契約している子どもが利用している放課後等デイサービス事業所に出向いて発達検査を実施することも始めました。
まだまだスタートしたばかりですが、私は発達障害については専門性があると自負しています。特別支援教育の教員として20年以上勤務してきたし(その間、失敗もしてきましたが、反省してそのような失敗は2度としないようにと思っています)、資格(公認心理師、学校心理士、等)を取得し、勉強してきました。これらの経験・知識に加えて、お子さん・ご家族の立場に立って一緒に考えていき、実際に支援していく。なかなか出口が見えないことがあっても粘り強く関係者と話し合いを続けていくのが専門家だと思っています。何かをやり遂げて完結した専門家ではなく、現在進行形の専門家ですね。
今のところはボランティア活動としていますが、できればさらに専門性を深め(理論を学び、検査の回数を重ね、実際の具体的な支援のケースも増やしていきたい)、スタッフも増やしていければいいのですが。スタッフに生活できる給料も払える事業所にすることができたら最高ですね。
今シーズン初めてのスキーに行きました
ーー 12月27日 ーー
年末です。雪が降ると天気予報。「スキーに行こう」と決めました。
隣の県の住民が宿泊すると、宿泊費の半額ぐらい補助で買い物券2000円分がつくというお得なプロジェクトを利用。
さらに、ネットで早割リフト券を購入。1日券+お食事券+入浴券。
まもなく64歳理事長、時代についていっているものやらいないものやら。
スキー場に着いて、スマホのデイスプレイに予約券を出すことができない。チケット販売のお姉さんが出してくれました。
ネットオークションで買ったスキー板とリサイクルショップで買ったスキーブーツで、足慣らしをしてから、いざ上級者コースへ。昨シーズン、地元の上級者コースで滑れたから「おれは、どんなコースでも大丈夫」は無残にもパリーンと崩れ、「いつも行っている上級者コースが滑れたら、はたして、未知のコースでも応用できるか?」の問いは、「ノー」でした。
理事長、ネットで一日券を買っています。一日券以上に滑りたい。あちらこちらうろうろと滑り、慣れないゴンドラに乗るにも係員から注意を受けるがめげることなく猪突猛進。
「あれれ~、この斜面、さっきよりうまく滑れるぞ~!」と一瞬思うと、さらに猪突猛進!!リフトに乗りまくり、自己陶酔で滑りまくる。「ひざの痛みがあったかな?」に反応もなく、「ここはどこかもわからず、ただ滑りまくる」境地に達したのでした。
冬至あたりのスキー場。午後4時を過ぎれば夕闇。雪降りしきる中でナイター照明に映し出されるリフト。前に座るカップルのシルエットが美しい。理事長は滑りまくる。
ナイター券なし、午後5時まで。ややバカですが、それほどのバカでもなく、一日券終了前に終えて、温泉入浴。「極楽極楽」。
「買物券を使わなきゃ」で売店へ。お所名物のかりんとうを持ってレジへ。「買物券2000円を超えたらPayPayで」と思っても、使い方がわからない。店員さんは親切だから、教えてくれるので、理事長は「はい」と答えるし、店員さんは客が大丈夫と思えば忙しいから自分の仕事に戻る。理事長はすいすいタップして支払い完了!「お客さん、支払い前に、店員に見せて!」。「あっ、そうなんだ」。買い物をしてクレームを受ける現代社会であった。
客だとて 注意受けます スマホ決済
家庭と教育と福祉の連携を
ーー 11月28日 ーー
11月はまた、私の事業所と契約している利用者さんたちが学校・教育委員会との間で調整が必要でした。これは実に大変な重労働でした。
小中学校の先生たちは、研修を受けているので、「発達障害」「特別支援教育」について大まかな理解をしているはずです。しかし、目の前にいる障害がある児童生徒を理解すること(アセスメント)にとても苦労する場合が実際にはあります。先生たちにとって自分たちの経験や入門段階の研修の知識ではとても歯が立たないお子さんの状態があるのです。学校や教育委員会で専門家だと言われている職員にも初めてのケースで知識がないということがあります。こうなると、学校も教育委員会もどうしていいのかわからないというのが実情ではないでしょうか?
これを何とか円満にそのお子さんに合った本来のあるべき教育が行われるように進めていきたいのです。というより、そうしなければならないのです。これは、お子さんとご家族を尊重してていねいに相談していくというごく常識的な対応と、これまで自分たちが身につけてきた考えでは太刀打ちできないためにそのお子さんの状態に合った支援方法を全力で探す(この方法はこれまでの自分たちの常識からかけ離れている場合もある)という両面を同時に進めていく困難な作業です。お子さんやご家族が不安に思うことがないように、「今はわからないけど、みんなで力を合わせてお子さんに合う教育をしようと努力しています。ご家庭からも協力をお願いします」というようにやっていきます。ところが、ややもすると、これまでの自分たちの常識が優先して、保護者からの要望に「それはムリ」と応じてしまいはしないでしょうか?もしかすると、私たちにはうかがいしれないことですが、学校と教育委員会にはそう言わざるを得ない実情があるのかもしれませんが。
文部科学省も厚生労働省も「家庭と教育と福祉の連携(トライアングルプロジェクト)」を謳っています。でも、現場はそれが認識されているのでしょうか?たとえ認識されていてもどのようにたらいいのかがわからないと思います。どの関係者もお互いを尊重して、虚心坦懐に、粘り強く話し合いを始めてはどうかなと思うのです。
遊ぶことがないと人生のかなりの色合いが輝かない
ーー 11月28日 ーー
久しぶりに10㎞のジョギングをしました。10月1日にひざを痛めてから、治療しながら、もともとゆっくりしか走れないのにさらにゆっくり少しずつ走り始めていました。八幡平スキー場のリフトが動いたようなので、スキーに行こうかなとも思ったけど、車で2時間半かかるし、まだひざが心配なので、ジョギングにしました。
11月は、私は相談支援専門員としてのモニタリングの件数が少ないのですが、秋田県が行う研修が2週連続であったし、コロナの関係でオンラインの研究大会や研修が立て続けで、土日すべて休みなく研修に明け暮れていました。研修はとても有意義なのですが、遊びに行くことなく仕事関係のことばかりだと、やはりつまらない。
10㎞走ると、次はもっと長く、もっと速くなどと目標ができて楽しい。スキーもうまく滑れない斜面があれは、家に帰ってからユーチューブを観たり自分で考えたりして、次に滑れるようになっていれば、そのうれしいこと!仕事も大いにやりがいがあるけど、遊ぶことがないと人生のかなりの色合いが輝かない。もっとも、調子に乗って、けがしたり命を落とすことがないように気をつけなければならないが。