ーー 11月24日 ーー
先日、NPO法人男鹿潟上南秋教育会館の定時総会が無事終了しました。2013年4月の設立からすでに12年目に入っています。おやおや、2022年は10周年だったのですね。何年経過した意識もなく、ただ突っ走ってきて、余裕がなかったですね。20名の会員の皆様を心からありがたく思います。
誰から要請されたわけでもなく、たまたまその時の巡りあわせから私が以前の財団法人の形態からNPO法人に組織替えをし、理事長となった私からのお願いに応じて2人の会員が小学生に学習支援を始めたのでした。それは中学生への学習支援になりました(スタッフも変更。小学生への支援は中断)。私はかねてから障害児支援の仕事をしたかったので、研修を受けて障害児・者相談事業所、放課後等デイサービス事業所を立ち上げて運営してきました。会員から手伝ってもらって引きこもりの方と不登校の子どもの支援と保護者との相談もしてきました。
地元の市役所とは密接に連携してきました。最近は近くの県庁の出先機関の担当者とも関係ができつつあると思っています。
退職教員が中心の運営でしたが、スタッフに社会福祉士が加わり、今年は認定言語聴覚士、公認心理師(臨床心理士)も加わりました。私も公認心理師資格をはじめ様々な資格を取得してきました。
誘っていただいて初秋に鳥海山のある沢を登りました。お師匠さん、沢登りのプロの方が連れて行ってくれるので私でもついて行けます。鳥海山の沢は初めてでした。滝を一つ登ったかと思えば目の前にまた滝、お師匠さんは「一難去ってまた一難!」とぽろり。超初心者の私は岩にしがみついて滝を登る途中でドボンと滝つぼに落ちること数回(ケガなしで何よりでした)。お師匠さんとプロは落ちませんものね。同じように登っていても状況判断・体の使い方が、見ていてはわからないのですけど熟練しているのですね。
このNPO法人の運営はまさに「一難去ってまた一難」(おそらくどの法人の経営も同じなのかな)。しかも経営の経験どころか仕事で管理するような立場に一度も立ったことがない私が理事長では「ドボン・落ちる」の繰り返しです。今も大変な危機の状態です。それでも、今やこのNPO法人はこの地域になくてはならない存在になっていると思います。一緒にがんばってくれているスタッフにひたすら感謝です。この方々がいなければ、この法人はすぐ倒れます。
健康第一、ランニングを続けています。昨日は初雪、今朝も寒いけど外に出ました。いつものコースに全国高校駅伝に出場する高校の陸上部員たちが走ってきます。彼らのスピードの半分にもならない私。私に向かって「おはよーっ!」とあいさつしてくれる。とてもうれしいですね。つらいことがなければいいけど、そんなことはありえなく、つらいことを乗り越えていく工夫と努力と根性ですよね。