新事業所「チャイルドステーションつうゆう」開設から2か月

ーー 9月14日 ーー

 今年の4月頃から急にスタッフが揃うようになって、急遽、新しい事業所の申請をしてばたばたと7月に開設にこぎつけました。NPO法人の建物を使うので、そんなに大変ではないだろうと思っていたけれど、いざ開設になるとやはり物品の大掛かりな移動、備品の購入、照明や壁紙の取り換えなどなど、目の回る忙しさ。

 同時に、ジョインという相談業務も並行して行っており、しかも6月は1年で最も件数が多い月で、市役所の担当者からも「大丈夫ですか?」と気遣いをしてもらっていました。学習支援のスタッフが市役所の担当職員に、「教育会館が大変なことになっているから見に行って」と言ったということで、見に来てくれました。障害児通所事業所に模様替えしたようすを見て、「先生(私は先生失格だったけど、いまだにこう呼ぶ方がいます)、すごいですね。よくやりましたね」と。私は、「これはどうしてもやりたかったことで、これやらずに死ぬわけにはいかなかったのです」。彼、「できたからと言って、死なないでくださいよ」。 

 それにしても、需要があるからと言って新しい事業所を開設しても、当然すぐに利用者で定員が埋まるというものではなく、7月8月は大赤字なのです。 それでも、今回のスタッフは本当に得難い方々で、その人間性と実践の力には感服しています。居心地がよくて専門性が高い事業所をめざしていますが、このスタッフであれば私が思い描いていることを超える支援をするだろうと大いに期待しています。

 自分では日々全力で走っているような感じなのですが、周りからは「なにをやっているのか?」と疑問に思われてもいるかもしれません。この間、山にもほとんど行かず、ただランニングと畑作業だけは続けてきました。しばらくはこんな感じで続いていくのでしょう。

つうゆうの看板の写真