67歳、スノボを楽しむ

このエントリーをはてなブックマークに追加

ーー  2月9日  ーー

 67歳になった私がスノボができるようになってきた。リサイクルショップで2千円で買ったスノボで、田沢湖スキー場の一番ゆるい斜面をやっとS字カーブですべれるようになった。これがとてもうれしい。

 運動神経は生まれつきなのか、乳幼児期の経験のたまものなのか、これら両者の相互作用なのか、いずれにしろ、私が運動神経がいいということはない。体力も筋力もある程度はあるのだろうけれども、私がそれについて上位クラスであるわけがない。小学校から大学まで体育でいい成績をつけられたことはないし、部活で試合に出られる部員でもなかった。そもそも部を途中でリタイアしていた。でも、今思うのは、「そんなこと関係ないよ」ということで、この年になって運動して充実した気持ちになれることがとてもうれしい。

 私にはスノボはてごわかった。ボードを装着して立ち上がるのに一苦労。リフトに乗るのは一大事業で、ときどきリフトを止めてしまっていた。いまだにリフトを降りてスーとすべらずに転んでしまうことがある。それでも、「少しずつやれば必ず少しずつ上達するはず」という信念で苦節?年。そのとおりS字ターンらしきものができるようになった。これでいい。できる人からみたらものすごく下手だろうと思うが、その時にできることしかできないし、そこからもっとうまくなりたいと挑戦してできていく。

 やりたいことをやれることが幸せだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です