今シーズン初めてのスキーに行きました

ーー  12月27日  ーー

 年末です。雪が降ると天気予報。「スキーに行こう」と決めました。

 隣の県の住民が宿泊すると、宿泊費の半額ぐらい補助で買い物券2000円分がつくというお得なプロジェクトを利用。

 さらに、ネットで早割リフト券を購入。1日券+お食事券+入浴券。 

 まもなく64歳理事長、時代についていっているものやらいないものやら。

 スキー場に着いて、スマホのデイスプレイに予約券を出すことができない。チケット販売のお姉さんが出してくれました。

 ネットオークションで買ったスキー板とリサイクルショップで買ったスキーブーツで、足慣らしをしてから、いざ上級者コースへ。昨シーズン、地元の上級者コースで滑れたから「おれは、どんなコースでも大丈夫」は無残にもパリーンと崩れ、「いつも行っている上級者コースが滑れたら、はたして、未知のコースでも応用できるか?」の問いは、「ノー」でした。

 理事長、ネットで一日券を買っています。一日券以上に滑りたい。あちらこちらうろうろと滑り、慣れないゴンドラに乗るにも係員から注意を受けるがめげることなく猪突猛進。

 「あれれ~、この斜面、さっきよりうまく滑れるぞ~!」と一瞬思うと、さらに猪突猛進!!リフトに乗りまくり、自己陶酔で滑りまくる。「ひざの痛みがあったかな?」に反応もなく、「ここはどこかもわからず、ただ滑りまくる」境地に達したのでした。

 冬至あたりのスキー場。午後4時を過ぎれば夕闇。雪降りしきる中でナイター照明に映し出されるリフト。前に座るカップルのシルエットが美しい。理事長は滑りまくる。

 ナイター券なし、午後5時まで。ややバカですが、それほどのバカでもなく、一日券終了前に終えて、温泉入浴。「極楽極楽」。

 「買物券を使わなきゃ」で売店へ。お所名物のかりんとうを持ってレジへ。「買物券2000円を超えたらPayPayで」と思っても、使い方がわからない。店員さんは親切だから、教えてくれるので、理事長は「はい」と答えるし、店員さんは客が大丈夫と思えば忙しいから自分の仕事に戻る。理事長はすいすいタップして支払い完了!「お客さん、支払い前に、店員に見せて!」。「あっ、そうなんだ」。買い物をしてクレームを受ける現代社会であった。

  客だとて 注意受けます スマホ決済

スキー場

家庭と教育と福祉の連携を

ーー  11月28日  ーー

 11月はまた、私の事業所と契約している利用者さんたちが学校・教育委員会との間で調整が必要でした。これは実に大変な重労働でした。

 小中学校の先生たちは、研修を受けているので、「発達障害」「特別支援教育」について大まかな理解をしているはずです。しかし、目の前にいる障害がある児童生徒を理解すること(アセスメント)にとても苦労する場合が実際にはあります。先生たちにとって自分たちの経験や入門段階の研修の知識ではとても歯が立たないお子さんの状態があるのです。学校や教育委員会で専門家だと言われている職員にも初めてのケースで知識がないということがあります。こうなると、学校も教育委員会もどうしていいのかわからないというのが実情ではないでしょうか?

 これを何とか円満にそのお子さんに合った本来のあるべき教育が行われるように進めていきたいのです。というより、そうしなければならないのです。これは、お子さんとご家族を尊重してていねいに相談していくというごく常識的な対応と、これまで自分たちが身につけてきた考えでは太刀打ちできないためにそのお子さんの状態に合った支援方法を全力で探す(この方法はこれまでの自分たちの常識からかけ離れている場合もある)という両面を同時に進めていく困難な作業です。お子さんやご家族が不安に思うことがないように、「今はわからないけど、みんなで力を合わせてお子さんに合う教育をしようと努力しています。ご家庭からも協力をお願いします」というようにやっていきます。ところが、ややもすると、これまでの自分たちの常識が優先して、保護者からの要望に「それはムリ」と応じてしまいはしないでしょうか?もしかすると、私たちにはうかがいしれないことですが、学校と教育委員会にはそう言わざるを得ない実情があるのかもしれませんが。

 文部科学省も厚生労働省も「家庭と教育と福祉の連携(トライアングルプロジェクト)」を謳っています。でも、現場はそれが認識されているのでしょうか?たとえ認識されていてもどのようにたらいいのかがわからないと思います。どの関係者もお互いを尊重して、虚心坦懐に、粘り強く話し合いを始めてはどうかなと思うのです。

百合の花

遊ぶことがないと人生のかなりの色合いが輝かない

ーー  11月28日  ーー

 久しぶりに10㎞のジョギングをしました。10月1日にひざを痛めてから、治療しながら、もともとゆっくりしか走れないのにさらにゆっくり少しずつ走り始めていました。八幡平スキー場のリフトが動いたようなので、スキーに行こうかなとも思ったけど、車で2時間半かかるし、まだひざが心配なので、ジョギングにしました。

 11月は、私は相談支援専門員としてのモニタリングの件数が少ないのですが、秋田県が行う研修が2週連続であったし、コロナの関係でオンラインの研究大会や研修が立て続けで、土日すべて休みなく研修に明け暮れていました。研修はとても有意義なのですが、遊びに行くことなく仕事関係のことばかりだと、やはりつまらない。

 10㎞走ると、次はもっと長く、もっと速くなどと目標ができて楽しい。スキーもうまく滑れない斜面があれは、家に帰ってからユーチューブを観たり自分で考えたりして、次に滑れるようになっていれば、そのうれしいこと!仕事も大いにやりがいがあるけど、遊ぶことがないと人生のかなりの色合いが輝かない。もっとも、調子に乗って、けがしたり命を落とすことがないように気をつけなければならないが。

ジョギングする男性
スキーする雪だるま

喜びの小学校入学

ーー  10月31日  ーー  

ーー学校が大好きで、びっくりするほどの発達をーー

自閉症スペクトラムがある幼児(A君)が小学校入学にあたり、お母さんは、「スクールバスで登校させたい」と言ったのでした。私は内心「だいじょうぶ?」と思ったのでした。ところが、実際やってみたら、問題なくできました。初めのうちはお母さんが付き添ったのですが、ほどなく一人で乗っていけました。

 やはり子どものことはお母さんが一番わかっていますね。

 バス停までのお母さんの送迎も、フルにしていたのから途中までの送迎にして、だんだんとA君ができる部分を増やしています。たまに行き違いになることがあると、A君が一人で家に帰っていることもあります。

 時には予期せぬことが起こります。先日お母さんがランドセルに定期券をつけることを忘れてしまいました(前日に行事があって定期券は別のカバンに付け替えていたのでした)。バスを降りる頃になって、本人もぞもぞと定期券をさがしていたようです。その様子を見た6年生が運転手さんに「この子が定期券を忘れたようです。帰りのバスか明日のバスで定期券を見せます。普通におろしてやってください」と言ってくれました。この6年生は帰りのことも心配してA君の教室に来て先生に話しました。なんとやさしい子でしょう!

 A君の特徴に配慮して担任の先生がとてもよく指導してくれています。

 A君は学校が大好きだから、生活全般も落ち着いてのびのびと過ごせるのですね。

お母さんとランドセルの子